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田舎暮らしの本2002.2月号表紙 3ページ 2ページ
田舎暮らしの本2002/2月号 表紙 田舎暮らしの本2002/2月号 3ページ 田舎暮らしの本2002/2月号 4ページ
田舎暮らしが身近なものになる!
「田舎発見」の旅
旅の中で出会う人、景色、経験が「あなたの田舎」を形づくっていく。そうすればしめたものだ。旅を続けるこ とで、確実にあなたは田舎暮らしに近づいていく。ただしこの旅は場を見つける事では完結しない。その場所に住むことは、また新たな 田舎を発見していくことになるからだ。
田舎暮らしとは事前も事後も「田舎発見」を続けていくことなのかもしれない。
「田舎暮らし」をするためには
まず「好ましい田舎」が必要になる。
ただ待っていてもそれは見つからない。自分から見つけに出ていうものなのだ。だが「好ましい田舎」といっても人によってマチ マチだろう。
「田舎発見」の旅とは「好ましい田舎」像を明らかにしていくことだ。それと同時にその具現化としての住む場所を探す旅でもあ る。場所なくして田舎暮らしは始まらない。できるだけ心を研ぎ澄ませて旅に出よう。
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田舎暮らしの本02/2月号 7ページ 田舎暮らしの本02/2月号 6ページ
術作品と評しても過言ではないほどの見事な景色である。この標高七00㍍の土地で大岩フラ ワーガーデンを営むのが飛世賛治さん(54歳)、由美さん(51歳)ご夫婦。旅の目的を話すと「大岩は下の道(県道)からは見えない。 牧水が気づいたら歌を読んだでしょう」とほほ笑んだ。
 大岩フラワーガーデンがオープンしたのは昨年の十月。賛治さんは、それまで埼玉県狭山市で住宅リフォーム会社を営んでいた が、昔から田舎暮らし願望が強く、一昨年、夫婦で草津に泊まり、四万温泉へ向かう途中でこの土地の存在を知り、一目見て決めたのだ った。
 しかし、廃屋同然の資材倉庫に養蚕・養豚施設、草丈以上もある雑草や低木が生い茂り、電気や水道も思うにまかせぬ状態。そ れでも飛世さん夫婦は、この土地に夢を託した。広大な草原に花を咲かせ、人を呼びたいと思い描くのである。
 「花を栽培し出荷しようとは考えませんでした。割に合いませんからね。土地代は年間で五十万円ほどです」
 と、由美さんが話してくれた。猛暑の夏、二人は狭山の自宅から二時間かけて通い、草刈に努めた。近所の人にも有料で草取り を手伝ってもらう。その費用が五十万円ほど。そして八月に移り住み、秋にコスモスのじゅうたんを咲かせたのである。果たしてお客さ んが来てくれるか危ぶんだが、ふたを開ければ一日二百人ほどの人が訪れた。
 「土日は二百から三百人、県内はもちろん神奈川や関西方面からの人も立ち寄ってくれた。これで、やっていける自身がつきま した」
 と賛治さん。来るまで数分の牧水も訪れた沢渡温泉は観光客が減り、それと同時に草津と中之条
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牧水が心惹かれた美しい地名
「私のひとり旅は、私のこころの旅であり、自然を見つめるひとり旅である」と若山牧水は記している。ならば牧水は、長年探し 求めていた「あこがれの旅」を、上州(群馬県)の北西分に位置する六合村や暮坂峠、法師温泉などの旅で経験したことになる。それで なければ繰り返し訪れはしなかったはずだ。
 草津から沢渡温泉へと向かう六合村で、「花敷」という地名に心惹かれた牧水が予定を変更し役宿した花敷温泉・関晴館は今も 健在である。その道すがら「小雨」という名の集落を幾度か通った。エメラルド色をたたえた「白砂川」といい、この土地には美しい地 名が多い。
 その小雨集落で見かけたのが、やはり美しい響きの「冬住みの里資料館」。昔、草津温泉の人びとは冬の季節を四キロメートル ほど離れた東向きの小雨集落で過ごした。当時をしのばせる豪奢な民家の中に、代々受け継がれた貴重な文化財の品々が展示されている 。それは見事なものばかりで、寒村と思っていた小雨集落の外見からはわからぬ豊かな生活ぶりがうかがえた。
 さて、花敷温泉を後にし、暮坂峠を越えて沢渡温泉へと牧水は向かう。当時、この道(県道五五号)は草津と中之条を結ぶ唯一 の間道で牧水の歌碑が多数見受けられる。

言葉はきついが裏表なく、面倒見のいい土地の人びと
 暮坂峠を越えて山道を下り、しばらく行くと「コスモス百万本」の看板が目にとまった。そこが「大岩フラワーガーデン」であ った。
 すでにコスモスの時期は過ぎていたが、大雨が降れば岩の割れ目から雨水が滝となって流れ落ちる大岩の南斜面に広がる六.五 ㌶の花畑は、自然が生んだ芸
を結ぶ県道五五号は通り過ぎるだけの道になっていたところに、大岩フラワーガーデンの出現 。中之条町の協力も見えてきた。
 由美さんはリフォーム会社を営んでいた当時を振り返って、「些細なことでも喧嘩してましたが、ここに来てからは譲り合う気 持ちが芽生え、それもなくなった」と言う。二人が協力しなければやっていけないこともあるが、この土地の人びとの心根に感化された 点も大きいという。
 「上州弁で言葉はきついが裏表がなく、腰が低く、面倒見がいい。よそ者の私たちを快く迎えてくれた。あまり人付き合いの上 手でない夫が変わりました」
 と由美さんが言う。冬には氷花をつくり、春以降は菜の花、チューリップ、矢車草、コスモス、ポピーなど季節の花々を咲かせ る構想だ。
「一人五百円(予定)の入園料で、弁当持参で来れば一日楽しむことができます」
 と飛世さん夫婦は自信をうかがわせる。
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